【2024-65】電気情報システム科の実習風景(その1)
オシロスコープによる電圧、周波数の測定
電圧計や電流計では測定できない、最大値や周期を測定し交流の実効値や周波数を計算で求めることを学び習得しています。
現在では、デジタルオシロスコープが主流ですがブラウン管のオシロスコープによる波形観測にはなんとも言えない感情がわきますね。(一般的ではないですが)
組込系(入力回路の製作)
電子回路に関係するコンピュータ制御に関連した入力回路について学び、製作しています。
入力端子と抵抗の関係から信号がどのように変化するかを理解し、回路を設計・製作します。回路の出来栄えは・・・・・。生徒の個人情報に関わるので公開しませんw
波形整形
整流素子(ダイオード)や抵抗、直流電源の接続によって、交流波形の変化を観察・測定をします。
回路を結線し、波形を観察・測定することで、波形整形回路の理解を深めています。また、どのような原理で波形が変化するのかも習得してくださいね。
PLCによるシーケンス制御学習
PLCとは「Programmable Logic Controller(プログラマブルロジックコントローラ)」の略です。工場などの作業を自動化するなどの制御を行う上で利用されているPLCを使用して基本的なプログラムの組み方を学習しています。
簡単な制御をプログラムミングするために、段階的な動作を考えまとめ、実際に実行して一人一人確認して課題をクリアしていきながら習得していきます。
今回は、ここまでにします。
また、なにか紹介できるような記録ができましたら投稿したいと考えています。
今度とも、岩手県立北桜高等学校の電気情報システム科をよろしくお願いします。
(ちなみに、タイトル画像の実習は「三相誘導電動機の巻線抵抗の測定・無負荷および短絡試験」です。)